米国ワシントン州グラント郡と姉妹提携締結

　令和元年（2019年）12月16日（月曜）、米国ワシントン州グラント郡と豊山町との姉妹提携締結式が行われました。町として初めての海外地域との姉妹提携となります。町内で最終組立が行われている国産ジェット旅客機がグラント郡で試験飛行を行っていることがきっかけとなり、今回の姉妹提携が実現しました。
　なお、平成28年（2016年）には、米国ワシントン州と愛知県とで「友好交流及び相互協力に関する覚書」、県営名古屋空港とグラント郡国際空港とで「姉妹空港提携」を締結しています。

グラント郡の概要

グラント郡は、米国ワシントン州の中央に位置する郡です。郡名は第18代大統領ユリシーズ・グラントに因んで名付けられました。郡庁所在地はエフラタ市、人口最大の都市はモーゼスレイク市です。

グラント郡の所在

シアトルから車で3時間半、豊山町との時差「-16時間」

面積

7,229平方キロメートル（愛知県5,172平方キロメートルの1.4倍）

人口

95,360人

天候

気温 夏10～32℃

　冬 -6.7℃～4℃

年間日照日数 約300日

自然災害少ない、山火事、砂嵐は年に数回あり

産業

農業（じゃがいも等）

アクセス

セントレア→成田→シアトル→グラント郡（約17時間）

グラント郡の歴史

1800年代 白人移住。鉄道が敷かれ人口増加、農作物の生産・出荷が盛んに
1939年 グランドクーリーダム完成、コロンビア川の運河がひかれ大農業地帯に
1942年 ラーソン空軍基地が世界大戦の重要拠点に
1966年　空軍基地閉鎖後モーゼスレイク港設立、貿易特区に
1966年　ビッグべンドコミュニティカレッジが日本と農業訓練生の交換留学開始
1967年　JALがグラント郡国際空港にパイロット訓練所開設 (～2009年）
1974年　日本のテレビドラマ「白い滑走路」の舞台になる
1981年　米沢市とモーゼスレイク市が姉妹提携
2016年　三菱航空機がMRJ（現在のスペースジェット）飛行試験開始