食事バランスチェックシート
フレイル(加齢により心身が衰えた状態)予防のため、多様な食品摂取が推奨されています。食品バランスチェックシートを活用して、ご自身の食生活に不足している食品がないかチェックしましよう。
使用方法
1日単位で摂取した食品について、食事バランスチェックシートの10種目別の記入欄に丸をつけます。7日間継続したら、丸の合計を数え、どんな食品に偏って食べているのか、どんな食品が不足しているかを確認します。
推奨する食事摂取
フレイル予防のため、量は関係なく10種目(肉・魚介・卵・大豆製品・乳製品・いも・果物・緑黄色野菜・海藻・油脂)のうち1日すべてに丸が付くことが理想です。
7種目以上食べること(7つに丸がつくこと)を目標にしましょう。
※10食品には含まれていませんが、主食(ご飯やパン、麺類)の摂取も必要です
また、記入することでバランスよい食事摂取の意識が向上するため、チェックシートの記載を継続しましょう。
10食品の例について
肉 |
牛、豚、鶏肉だけでなく、ウインナー・ソーセージ・ハム・ベーコンなどの加工品も含まれ ます。 |
---|---|
魚介 |
生魚のほかに開きなどの干物や加工品、さらに、いか、えび、たこ、かになどの魚介類 全般も含まれます。 |
卵 | 鶏卵だけでなく、うずら卵、卵豆腐などの卵製品も含まれます。 ※魚卵は含まれません |
豆・大豆製品 | 大豆そのものだけでなく、豆腐や納豆、油揚げなどの大豆製品や枝豆も含まれます。 |
乳製品 | 牛乳のほか、ヨーグルトやチーズなどの乳製品も含まれます。 |
いも | じゃがいも、さつまいも、里いもなど。 |
果物 | 種類は問いません。 |
緑黄色野菜 | ほうれん草、トマト、かぼちゃ、にんじん、オクラ、モロヘイヤ、アスパラガス、赤ピーマン、にらなど、βカロテンを豊富に含む野菜。 |
海藻 | ひじきやわかめのほか、のり、もずく、めかぶなど。乾物も含まれます。 |
油脂 | サラダ油、オリーブ油など植物油のほか、バターやラードなどの動物油、ショートニングも含まれます。 |
解説
肉・魚・卵・大豆・牛乳という5食品がたんぱく質を含み、筋肉の合成等に働きます。
そして、油・緑黄色野菜・海藻・芋・果物は、そのたんぱく質を効率よく働かせるために必要な5食品です。10食品を意識的に摂取すると、筋肉の減少や身体機能の低下の予防に繋がります。
※この他の食品は食べなくてもいい、というわけではありません。
この他にも、淡色野菜など、良い食材がたくさんあります。このような食品も上手に利用し、おいしい食事を楽しみましょう。
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
このページに関するお問い合わせ
地域包括支援センター(あおぞら)
〒480-0292 愛知県西春日井郡豊山町大字豊場字新栄260番地
電話:0568-28-0932
ファクス:0568-28-2870